SNS時代だからこそネチケットを思い出そう って話
ツイッターにまた1人、おもちゃとして消費される人間が出てきてしまった。
アカウント名などは記載しないが、その彼はあまり人気がないアイドルに毎日のようにリプライを送り続け、リプライが返ってくることを何よりの喜びとしていたようだ。
最初はそれで嬉しかったのだろうが、徐々に歯車は狂い始め、ついには「リプライを返さないなら推しを変えるぞ」などと脅迫めいた内容のリプライを送り、その現場をネット民にスクリーンショットで押さえられてしまい炎上している。
「あぁ、この人はきっと心の距離感を掴むのが苦手な人なんだな」と思わざるを得なかった。
相手との関係性を無視していきなり馴れ馴れしい言葉をぶつけてくる人はツイッターには結構いる。
こういう関係は言われている側が大人の対応で我慢しているのが「あぁ、こいつうぜぇ…無理」となった時点で終わる。
実際に会って冗談を言うのと、ツイッターなどのテキストで冗談を言うのを同じように考える人がいるが、テキストで冗談を言う場合、声のトーンなどを決めるのは見る側だと言うことを忘れてはいけない。
こちらが何気ない会話の中にスパイスを加えるつもりで発した言葉も、相手にとっては重くのしかかっているかもしれないのだ。
だからといって堅苦しいやり取りに終始しろとかそういうことではない。
相手との関係性、距離感を理解して言葉を選ぼう。
なにかツイートするたびに弄りと称した暴言を送り続け、無視されているような人たちを見るたびに周りは「こいつとは関わらないほうがいいな」と思っている。
波風を立てたくないので決して口にはしないが、こちらが標的にされるのも面倒なのでただ傍観しているというような人は結構いるだろう。
ネットでは荒らしは基本スルーされる。
無視され続けてもリプライを送り続けたりしている人は残念ながら「荒らし」と同じような感覚で見られているということなのだ。
今一度その人との関係性を見直そう。